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青葉区 トップニュース社会

公開日:2022.09.22

青葉警察署
「ヤクルトさん」と連携
特殊詐欺防止の啓発活動

  • 委任式に出席した(左から)萩原俊行専務執行役員、中村由貴さん、中島敦志署長

 特殊詐欺による被害を食い止めようと、青葉警察署は9月9日、神奈川東部ヤクルト販売株式会社に対し特殊詐欺防止啓蒙活動委任式を行った。

 これは、同社所有の青葉区内を走行するバイクに、特殊詐欺防止を呼び掛けるステッカーを貼付。さらに啓発チラシ7000枚を、各家庭に配布する役割を担ってもらうもの。両者は2012年に「地域安全の情報提供等に関する協定書」を締結しており、安心して暮らせる地域社会の実現に向けて、協力してきた経緯がある。今回の特殊詐欺防止に係る啓発活動も同協定の一環となる。

 委任式には中島敦志青葉署署長、同社の萩原俊行専務執行役員、ヤクルトレディの中村由貴さんが出席。中島署長から2人にチラシとステッカーが手渡された。中島署長は「各家庭に配達している『ヤクルトさん』のネットワークを生かし、警察の目が行き届かない地域もカバーしていただける」と期待を寄せた。

 青葉警察署によれば、今年に入り特殊詐欺被害は増加傾向にある。9月7日時点で管内では48件の被害が報告され、被害額は総額で約8000万円。昨年と比べ件数で21件、被害額では2880万円増となっている。最近ではオレオレ詐欺、還付金詐欺が増えてきているという。生活安全課では「金融機関やコンビニエンスストアの協力もあり、阻止件数も増えている。引き続き粘り強く啓発活動を続けていきたい」としている。

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