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青葉区 意見広告

公開日:2022.11.24

自民党 県議会議員 内田みほこ 県政報告
ケアリーバーの自立支援
県議会で一般質問【2】

 虐待等の事情で、親と暮らせない子どもは児童養護施設などで成長します。しかし、そこで過ごせる年齢は18歳未満と定められ、一般的には高校卒業を機に自立を余儀なくされるのが現状です。

 こうして施設を出た子どもを「ケアリーバー」(保護から離れた人)と言いますが、彼ら彼女らを対象に厚生労働省が実施した2020年度全国調査によると、51・7%が一人暮らしで、22・9%は月々の収支が赤字だそうです。頼れる大人が近くにおらず、生活苦に陥りやすい状況は「18歳の壁」と呼ばれ、調査からも明らかです。

 そんな中、6月に改正児童福祉法が成立し、24年4月から18歳未満となっていた年齢制限が撤廃されます。18歳以降も支援が必要だと判断された子どもには、引き続き施設での生活が保証されることになり、大変画期的なことだと思います。

 一方、法改正を前に一層の支援策が必要です。私は県議会で取り組みを知事に伺いました。知事からは県が設置している自立支援拠点「あすなろサポートステーション」(【電話】0466・54・8917)での相談機能を充実させるなど、支援を強化する旨、答弁がありました。また、私からは18歳以降、自立が可能な生徒かどうか、しっかりと見極められる人材配置について要望しました。

 一人でも多くの子どもたちが、力強く生きていけるよう取り組みます。

内田みほこ

青葉区美しが丘5-2-14 たまセンター第2ビル501

TEL:045-530-4071
FAX:045-530-4171

http://www.rose-miho.com/

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