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青葉区 社会

公開日:2023.08.10

JA横浜
中里農協設立の地へ石碑
組合員招き除幕式

  • 除幕を行う3人

  • 建立された石碑

 JA横浜(横浜農業協同組合)はこのほど、現在の中里支店(下谷本町/青葉区、緑区の正組合員約480人)の前身となる「中里農業協同組合」設立の地へ記念の石碑を建立。7月26日には組合員らを招き、除幕式が行われた。

 中里農業協同組合の設立は、昭和中期の1948年。その後、近隣では62年に田園都市線溝の口〜長津田間の工事着工があった。69年には近隣の7つの組合が合併し「横浜北農協」を発足。また、2003年には「横浜農協」が設立され、10年3月には中里支店が新築されている。

 石碑建立は横浜農協理事の宮田吉秀氏の発案。「中里農協の軌跡をシンボルとして後世に残したい」と提案し、支店運営委員らの賛同もあり実現。現在、JA横浜の倉庫として活用されている発足の地に建立された。

 除幕式当日は約30人の組合員が見守る中、宮田理事、志村善一顧問、米山茂成理事の3人が除幕。高さ約150cmの石碑が披露されると、組合員から大きな拍手が沸き起こった。

 宮田理事は「市街化が進み周辺の景色は随分と変わったが、戦後の厳しい時代を乗り越えてきたこれまでの多くの先人の足跡を残したかった。中里農協の記憶を少しでも留めておきたかった」と話した。

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