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公開日:2023.09.14

オンデマンド乗合交通
愛称つけて認知度アップ
南さん考案「あおばGO!」

  • 愛称を考案した南さん(右から2人目)

  • 運航に使用される車両の前でプレートを持つ南さん

 アプリや電話による事前予約に応じて、ルートやスケジュールを柔軟に組み合わせて運行する「オンデマンド交通」の実証実験が9月15日(金)から区内3エリア(新石川・美しが丘・あざみ野)で実施される。

 実施主体となる横浜市都市整備局都市交通課では、地域住民の認知度が低いことを受け、運行エリア内の小学校5年・6年生を対象に愛称を公募。選考の結果、あざみ野第二小学校6年の南晶仁さんが考案した「あおばGO!」が最優秀賞を受賞した。同課では、新たな名称とともにオンデマンド交通の認知を広げていきたいとしている。

 今回の募集では、97通の案が寄せられ、近隣の自治会長らが選考を重ねて最優秀賞を決定した。9月2日には宮元自治会館で受賞セレモニーが開かれ、南さんのほか、美しが丘連合自治会の辺見真智子会長も出席。山内連合自治会の工藤明会長から賞状が手渡された。

 南さんは「まさか自分の作品が選ばれるとは」と驚きながらも「青葉区内を走るので、多くの人に親しみを持ってもらいたい」と話していた。

 その後は完成した愛称のマグネットプレートを実際に走行する車両へ貼り付け、参加者全員で記念撮影も行われた

15日から実証実験オンデマンド乗合交通

 オンデマンド交通の青葉区内での実証実験は、今年1月の新石川エリアに続き2回目。今回は3つのエリアで実施され、新石川エリアに56カ所、美しが丘エリアに72カ所、あざみ野エリアに51カ所の乗降スポットを設置。事前に予約をすれば同じエリア内ならどこでも乗り降りが可能だ。

 期間は9月15日から2024年3月15日までの6カ月間。11月30日までは土日祝日が運休、12月1日以降は年末年始のみ運休となる。使用されるのはワゴン型の車両で、定員6人。運賃は1回乗車ごとに大人300円、小児(小学生以下)150円。1歳未満無料。幼児(1歳以上〜6歳未満の就学前児童)が保護者(6歳以上)と同乗する場合は2人まで無料。運行時間は平日の午前9時から午後8時。

利用には事前登録を

 乗車予約はメッセージアプリ「LINE」か電話で可能。LINEを利用する場合は、公式アカウント「青葉区東部地区オンデマンド実証実験」からアクセスし、友だち登録ならびにユーザー登録を行う。電話予約の場合は、参加申込書(運行エリア内に配布済み)による事前申し込みが必要となる。運行エリア外の住民以外でも登録可能だ。詳細は左記二次元コードから確認を。

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