青葉区 スポーツ
公開日:2023.10.05
桐蔭学園柔道部
2人がIH(インターハイ)で優勝、準優勝
全柔連の強化選手にも
今夏に行われた全国高校総合体育大会(IH)の柔道競技で桐蔭学園高校3年の上野明日香さんが女子57kg級で優勝、坪根武志さんが男子81kgで準優勝した。2人は9月に(公財)全日本柔道連盟のジュニア強化選手にも選ばれ、今後の活躍が期待されている。
8月のIHで初優勝を飾った上野さん。決勝の相手となった佐久長聖高校の白金未桜さんは小学生時代からのライバルで、昨年のIH初戦で敗れた相手。以来、「1年間をどう過ごせば優勝できるか」を考え、練習をしてきたという。部内ではキャプテンとして周囲を気に掛けるなど精神面でも成長。高校入学後、1番の目標だったIH優勝を果たし、「本当に良かった」と振り返る。
一方、9月に行われた全日本ジュニア柔道体重別選手権大会では5位。本来の力を発揮することができず、課題もたくさん見つかったと話す。次に控えているのは11月4日に行われる講道館杯。課題の克服と得意技の大外刈りを磨き、「1試合でも多く強い選手と戦いたい」と話している。
悔しさと手応え
中学の時から日本一を目指してきた坪根さん。「2位という結果は悔しい」とIHを振り返りつつも「これまでで1番良い動きができた」と手応えもあったという。
一方、全日本ジュニアは目標の3位に届かず5位。IH決勝と全日本ジュニア準決勝では寝技で敗れており、改めて課題に挙げる。次は10月14日、15日に鹿児島県で行われる国体に東海大学付属相模高校の選手らと共に団体戦に挑む。「ライバルと一緒に戦えるのが楽しみ」と県代表として力を発揮するつもりだ。
得意技は背負い投げと大内刈り、高松正裕監督から指導を受けた一本背負い。今年果たせなかった全国優勝は大学進学後に持ち越しとなったが、モットーとする攻めの柔道と粘りを磨いていく。
目指すはオリンピック
9月11日付で2人は全柔連のジュニア強化選手に。上野さんは「1日1日の生活や練習を大切にして、少しでも世界の舞台に近づけるようにがんばりたい」と抱負。坪根さんは「国際大会に出て優勝し、世界選手権へと成績を上げていきたい」と話す。2人とも最終目標はオリンピックに出場し、金メダルの獲得だ。
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