青葉警察署(橋谷田裕樹署長)で3月5日、神奈川県警本部長褒賞の贈呈式が行われた。
褒賞を受けたのは神奈川東部ヤクルト販売(株)荏田センターの販売員らによる「青葉ヤクルトミル見る隊」。同団体は2012年、青葉警察署と「地域安全の情報提供に関する協定」を締結。犯罪の目撃情報の提供や防犯ステッカーを貼付した車両での配送、警察からの安全情報を顧客に提供するなどの協力を行ってきた。昨年には、増加する特殊詐欺被害を食い止めるため、ステッカーの内容を更新。さらに特殊詐欺の手口などを伝えるチラシを契約する各家庭に配布し、啓発に努めた功績が評価された。
贈呈式には同社の萩原俊行専務をはじめ、ミル見る隊のメンバーでもある販売スタッフ10人が出席。代表して萩原専務が橋谷田署長から記念品を受け取った。
橋谷田署長は、2023年中の特殊詐欺の総阻止件数が前年比12件増の109件だったことに触れ「ヤクルトさんのネットワークで警察の目が行き届かない地域をカバーしていただき、阻止の一助になっていただいた」と謝辞を述べた。
荏田センターでセンター長を務める小幡知子さん(53)は「商品を届ける際には色々と話をするよう心がけている。今後も利用者の皆さんが被害に遭わないよう、詐欺の情報などを伝えながら目を配っていきたい」と話した。
また同日には、青葉防犯協会(関根宏一会長)から、振り込め詐欺防止を訴える懸垂幕の贈呈式も行われた。
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