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青葉区 文化

公開日:2025.05.15

泣き相撲で健康祈願
神鳥前川神社に親子100組

 しらとり台の神鳥前川神社で5月5日、乳児の健康と成長を祈願する伝統行事「泣き相撲」が行われ、100組を超える親子が参加した=写真。

 同神社で毎年こどもの日に合わせて行われている恒例行事。当日は下恩田囃子保存会のお囃子が響く中、にぎやかに開催された。

 乳児たちは力士に抱えられ、東西に分かれ土俵入り。面を付けた行司が驚かせると、乳児たちは大きな泣き声をあげていた。泣き相撲では勝敗を付けず、全て行司預かりとしている。

 最初に登場したのは市ケ尾在住の海ちゃん(7カ月)。両親は「以前に上の子も参加して、また来たいと思っていた。この子も”海”の名前のように大きく育ってほしい」と思いを語った。

 同神社の豊浦崇男宮司は「乳児の泣き声には邪気をはらう霊力がある。元気な泣き声をあげて、丈夫にすくすくと育ってくれれば」と話した。

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