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青葉区 教育

公開日:2025.07.24

「みらとび」リベンジ発表会
桐蔭中等3年、探究の授業

  • 発表する生徒と溝上理事長

 桐蔭学園中等教育学校で7月17日、探究科の授業「みらとび(未来への扉)」の発表会が行われ、3年生324人が学習の成果を披露した。

 生徒たちの課題解決能力、伝え方の技術などを養うため2016年度から始まった同授業。生徒たちは5年間、地元の課題発見から国際的な課題を扱う「模擬国連」まで学びを深めていく。同学年は進級前の3月、青葉区の地域課題について発表したが、同学園の溝上慎一理事長の講評で「声が小さい」「原稿に目を落としたまま話している」などの指摘があり、仕切り直しとなっていた。

 リベンジ発表会の当日、進級した新3年生たちは、一歩学習を進めて各班が道府県について研究。前回の反省を踏まえてプレゼン方法にも磨きをかけ、「静岡県の食料自給率」「大阪府の万博終了後の経済成長」などについて発表した。

 能登半島地震の被災地支援について発表した佐々木優花さんは、「一時的な支援よりも経済復興が重要だと考えた」と話し、「発表というより聞き手との”対話”をイメージしたプレゼンを心がけた」と振り返った。

 探究科主任の郡司直孝教諭は「良い発表内容でも伝わらなければ意味がない。普段の授業から意識することでかなり上達した」と話した。溝上理事長は「良い発表は良い準備から。生徒たちも原稿を覚え、顔を見て話せていた。今後も”他者に伝える”という事を意識して学習を深めてもらいたい」と呼び掛けた。

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