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青葉区 社会

公開日:2025.10.16

あおば支援学校中学部
生徒の思い出がマステに
地元企業と共同制作

  • 地域住民へテープを贈る森さん(右)

  • 制作された3種のテープ

 あおば支援学校(藤岡歩校長)中学部の生徒と三菱ケミカル株式会社(鴨志田町)が共同で制作したマスキングテープがこのほど完成。10月7日、日頃からの感謝を込めて同校を支援する地域住民に贈られた。

 同社の地域協創活動「リビングラボ」の一環で行われたプロジェクト。昨年度、生徒たちは「好きな季節」をテーマに思い思いの絵を描き、それを基にデザイナーの前田高輔さんがいくつものデザイン画に。生徒たちも選考に参加しながら、複数の生徒のデザインが組み合わせられ、3つのデザインが完成した。

 森琴菜さん(中3)は「一度だけ行ったことのある海。夏らしく見えるよう色々な種類の青を使った」と話し、パッケージデザインに採用された野田柚香さん(中3)は「わたあめやアイス、夏の思い出を描いた。選ばれてうれしい」と喜んだ。前田さんは「オリジナルの絵を尊重しながらの制作はとても刺激になった」と振り返った。

 寄贈式当日、生徒を代表して森さんと野田さんがテープを手渡した。通学支援員の三松洋光さんは「使うのがもったいないくらい」と話し、藤岡校長は「支援員の皆様や協力してくれた三菱ケミカル様に感謝。こうして子どもたちの社会参加がもっと広がってくれれば」と思いを語った。

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