青葉区 社会
公開日:2025.11.27
中学生向け防災教材
4年目で累計10万部以上
報告会に100社集う
株式会社ペガサス(新横浜)主催の「はまっ子防災プロジェクト」報告会が11月7日、県民共済みらいホール(中区)で行われた。同プロジェクトは、官民連携で横浜市内の中学生に防災教材を提供する取組み。有限会社サンオーク(黒須田)の志村正泰さんがアドバイザーを務めている。
2022年度から始まり、中学生が楽しく防災を学ぶことを目指し、市内の自助・共助力の向上を目的としている。4年目となる今年度は181社が協賛。累計で延べ10万人以上の中学生の手に渡った。
協賛企業の中の108社の他、横浜市関連部局や市内中学の校長などが出席。同社の吉川元宏代表取締役社長は関係者らの協賛・協力に感謝の意を述べ、「自助の備えを強化し、自宅で安全を確保できる工夫が重要」と力強く語った。
中学校で教材を活用した動画が映され、生徒らは「具体的な対策を学べた」「防災について家族と話し合い、自宅避難が実践できるようにしたい」などと話していた。
発行責任者の七理義明さんは「学びから備え、協賛から共創へ」と今後の展望を語った。
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