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青葉区 スポーツ

公開日:2026.01.08

横浜DeNAベイスターズ 新春特別インタビュー
三浦大輔前監督が語る「けじめ」と「横浜愛」

 プロ野球・横浜DeNAベイスターズの前監督・三浦大輔さん(52)が昨年、惜しまれつつユニフォームを脱いだ。本紙では新春特別企画として大洋ホエールズ時代から34年間、横浜一筋を貫いた三浦大輔さんにインタビューを実施。「横浜愛」について語ってもらった。

2位目指してない

 ――2025年はどんなシーズンでしたか。

 「2023年は交流戦で優勝してリーグ3位。24年はリーグ3位からクライマックスシリーズを勝ち上がって、日本一になれました。じゃあ25年は『リーグ優勝して、もう一度日本シリーズ優勝』を目標に戦ってきましたが、達成できず悔しいシーズンでした。

 前年3位から2位にはなりましたが、別に2位を目指して戦っていたわけではないので、監督としてけじめをつけないと、と思い辞任を決断しました」

 ――リーグ優勝した阪神タイガースとの差はどんなところに感じていましたか。

 「全てが足らなかったと感じました。特に『もう1点』を取らせてくれない相手の投手力に競り負けることが多く、夏場に失速しなかったタイガースと差がついてしまいました」

 ――辞任発表後に行われた日本シリーズや多くの日本人選手が活躍した大リーグのポストシーズンなどは、どのように見ていましたか。

 「改めて野球って面白いなって思いましたね。(野球は)時間で終わるスポーツじゃないのでゲームセットまで何が起こるかわからない。極端なことを言えば9回ツーアウトで10対0とリードされていても逆転の可能性が残ってるスポーツ。だから面白いですよね。

 日本シリーズは、自分たちに1点を取らせてくれない野球を続けたタイガースが初戦を取ったものの、ホークスが破壊力で一気に流れを掴んで4連勝するなど自力の強さを感じました。去年(2024年)よくこのチームに勝てたなぁって思って見ていましたよ」

 ――ユニフォームを脱ぎ迎える新年の心境は。

 「長年張り詰めていた緊張感から解放され、心身ともにスッキリしています。例年シーズン終了後のこの時期(取材日11月21日)は、秋季トレーニングのことやシーズンの反省を踏まえて来シーズンをどう戦っていくかなど、次に向けた準備を考えていましたが、今は、そういうことは全く考えていないです」

夜景に「帰ってきた」

 ――プロ入団以来34年間を過ごす横浜の魅力について教えてください。

 「大都会だけれど港町や自然があり、多国籍な人が暮らす、非常に住みやすい街だと感じています」

 ――お気に入りのスポットや思い出の風景とかはありますか。

 「みなとみらいとか、横浜駅周辺とかはよく行きます。

 横浜での暮らしの方が長くなって文字通り『第2の故郷』ですが、毎年約1カ月間のしんどい春季キャンプを終え、羽田から横浜に帰ってくる時に、鶴見つばさ橋から横浜の港の夜景が見えると、『あぁ帰ってきたなぁ』と安心する気持ちはいまだにありますね」

 ――ソウルフードとかありますか?

 「『もんじゃ』ですかね。関西出身なので、関西と言えば『お好み焼き』なので、テレビや雑誌で見て知ってはいましたけれど、食べた記憶がありませんでした。横浜へ来てから、食べるようになって、美味しいな、と思いました」

 ――今後してみたいことはありますか。

 「今の時点ではノープランですが、ただ監督を辞めたというだけで、野球から離れたわけではないので、立場が変わっても、『野球人として』野球に携わっていきたいと考えています。

 もっともっと野球の楽しさを広めていきたいと思います。街の人たちとコミュニケーションをとりながら、子どもたちはもちろん、野球ファンだけでなくファンじゃない人にも、『やっぱり野球って面白いな』って思ってもらい、色々な人に野球を好きになってもらえる活動をしたいなと思っています」

 ――相川亮二新監督と26年のベイスターズに期待することは?

 「相川新監督とは現役時代から一緒にやってきて、監督になってからコーチとして戻ってきてもらいました。相川新監督には自分をどんどん出して、思ったことを貫いてほしいと思います。チームには今年こそ昨年果たせなかったリーグ優勝を期待しています」

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