竹山出身三星マナミ選手 スキーHP(ハーフパイプ)五輪代表に 「子どもに夢与えたい」
緑区竹山出身の三星マナミ選手(30=野沢温泉スキークラブ)が15日、ソチ冬季五輪で新種目として採用されたフリースタイルスキーのハーフパイプ日本代表に選出された。
三星さんは区内竹山出身。4人兄弟の末っ子として育った。2歳の時、父親の経営する会社の社員旅行で初めて雪山に行き、アルペンスキーと出会った。
竹山小学校、鴨居中学校、県立荏田高校へと進み、法政大学卒業後にハーフパイプに転向。ワールドカップで6位に入賞するなど世界で活躍してきた。07年に結婚、09年に引退。出産し、一児の母となるも翌10年、ハーフパイプがソチ冬季五輪の新種目に採用されたのを機に選手復帰を果たした。
今季、ベビーシッター補助金などを利用し、4歳になる愛娘を遠征にも同行させながら競技に励んできた三星選手。周囲も目を見張るほどの集中力で練習にうち込んできた。13年には世界選手権4位に入賞。五輪には初出場ながら、新種目のメダルを狙う「ママさんアスリート」としても注目が集まる。
スキーフリースタイル代表にはほかに津田健太朗選手(30=尾瀬スノースポーツクラブ)と小野塚彩那選手(25=石打丸山スキークラブ)が選ばれた。ともに初出場。
三星選手は代表選出に際し「応援してくださる皆様の支えがあり、お陰様でソチ冬季五輪への出場が決まりました。皆様の声援を力に変えてメダルを目指し、緑区の方々や子どもたちに夢と感動を与えられるように頑張ります。応援よろしくお願いします」と抱負を語り、地元への感謝を表した。
ソチ冬季五輪は来月7日(日本時間8日未明)に開幕。ハーフパイプは男子が2月18日、女子が20日の日程で行われる予定。
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