「食中毒防止」策を学ぶ 区食品衛生協会が講習会
食中毒をみんなで防ごう――。食品を取り扱う区内の事業者で構成される「緑区食品衛生協会」(杉崎孝一会長)が25日、緑公会堂で食品衛生責任者講習会を開いた。150人を超える同協会メンバーが参加。外部から講師を招き、食品衛生に関する知識や注意点を学んだ。
同講習会は年3回開催されている。講習を通して食中毒防止の強化を図っていく考えだ。
杉崎会長は「当協会会員のお店では2年間、食中毒が発生していない。この講習会のほかに定期的に啓蒙活動を行っていることなどが要因のひとつになっていると考えている」と話している。
同協会は現在、「区内食中毒ゼロ」を目指し飲食店などへの注意喚起を随時実施。緑区などの行政とも連携し食品の安全性確保に力を入れている。
「今後は会に入っていない飲食店などにも入会を勧め、盛り上げていきたい。会員数を増やし幅広く情報共有することで食中毒防止を図っていきたい」と杉崎会長は話している。
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