緑区内の中華料理店らによって組織される「緑中華食彩組合(鳥海文雄会長)」が8月23日、児童福祉施設中里学園(青葉区・土橋俊彦園長)で出来立ての中華料理をふるまう「チャイニーズレストラン中里」を1日限定で開店させた。
この取り組みは普段の学校給食では味わうことができない「本場中華の味」を楽しんでもらいながら、食の大切さを学んでもらおうと同学園で12年前に始まったもの。
横浜名物も登場
当日は十日市場の中華料理屋「海陽飯店」のスタッフらが焼餃子や麻婆豆腐、横浜にゆかりのあるサンマーめん、杏仁豆腐など8品を調理。料理を食べた児童や職員は口々に「美味しい」「もっと食べたい」と話しながら満面の笑みを浮かべていた。
食事会の後には体育館で横浜龍獅子団が獅子舞の演舞を披露。
リズムに合わせて児童の間を闊歩する獅子舞の迫力に感動の拍手を送る児童や、思わず泣き出してしまう児童が見られた。
同学園は来年3月での閉園が決まっており、今回が最後の開店となった。
鳥海会長は「12年間継続させてくれた学校に感謝している。人には『美味しいものを楽しむ権利』があるので、これからもこうした活動を行っていきたい」と話している。
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