戻る

緑区 意見広告

公開日:2017.12.14

県政レポート【16】
がんワクチンの可能性を探る
神奈川県議会議員(緑区選出) 古賀てるき

  • ▲先月行われたタウンミーティングでも「がんワクチン」についてお話させていただきました。

  • 患者さんごとの免疫活性に最適のワクチンを打つ

 福岡県久留米市にある久留米大学がんワクチンセンターで最先端のがんワクチン研究を視察いたしました。

第4の治療法

 現在、がんの治療法として【1】外科療法(手術)、【2】化学療法(抗がん剤)、【3】放射線療法があり、病状によって各治療法が選択されていますが、第4の治療法として免疫療法(がんワクチン)が注目を集めています。

ポイントは「自己免疫力」

 久留米大学で行われているのは「がんペプチドワクチン療法」といいます。人間の体には異物の侵入を抑える免疫機能が備わっており、そのひとつがキラーT細胞。がん細胞に特有のペプチド(たんぱく質)を患者さんに注射しキラーT細胞の量や認識力を増大させ、がん細胞を攻撃し抑え込ませる仕組です。患者さん自身の免疫力を高めてがんの増大を抑えるため、副作用が少なく日常生活への支障が小さいのが特徴です。

県立がんセンターでも治験中

 がんペプチドワクチン療法は、久留米大学から笹田先生をお招きして神奈川県立がんセンターでも行われています。

 ただし臨床試験や治験として実施しているため、受療の可否や費用は病状によって異なります。がんセンターへ直接お問合わせ下さい。神奈川県立がんワクチンセンター(【電話】045・520・2227/直通)。

古賀てるき

緑区寺山町87‐19第2志村ビル2階

TEL:045-482-4382

http://kogateruki.com/

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    緑区 意見広告の新着記事

    緑区 意見広告の記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS