清掃活動を行うボランティア団体「グリーンバード」によるごみ拾いが5月26日、長津田駅周辺で行われた。緑区での活動は初めて。
同団体は、「きれいな街は、人の心もきれいにする」を掲げ、約15年前に原宿・表参道で発足。この考え方に賛同した人たちが全国で活動を広げており、市内では株式会社太陽住建(南区井土ヶ谷下町)の代表取締役社長・河原勇輝さん(現・グリーンバード横浜南チームリーダー)が約2年前に磯子区で活動を始めたのが最初。以来、南区、磯子区を中心に活動してきたが、今回、緑区でもこの活動を広げたいとNPO法人笑顔の高鹿治雄理事長らが協力を要請したことで、長津田駅での初のごみ拾い活動が実現した。
高鹿理事長らは中山で住民同士が交流するサロンを定期的に開催しているが、その参加者らから「街のためになるようなことがしたい」との要望を受け、情報を集めるうちにグリーンバードの活動を知ったという。メンバーらは今月初旬、河原さんらが活動を行う井土ヶ谷でのごみ拾いに参加。ごみ拾いの醍醐味や活動の楽しさを味わった。
長津田でのごみ拾いには、活動趣旨に賛同した中山勲氏(長津田商店街協同組合理事長)も参加。ボランティアらとたばこの吸い殻などを拾った。
参加者のひとりは「たばこの吸い殻の多さに驚いた。自販機の隅などにはごみの隠し場所みたいなところがあって、酒の空き缶などが沢山落ちていた」と話した。
河原さんは「南区、磯子区に続き、緑区でも活動が広がればと思う。一緒に清掃すると参加者同士、知らない人でも自然に会話が生まれる。ごみ拾いは仲間作り。同じ思いに向かって、多くの人と街をきれいにしていけたら」と話した。
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