緑区 社会
公開日:2018.09.06
原発の今伝える
夫婦芸人がトークショー
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の夫婦漫才コンビ「おしどりマコ&ケン」によるトークライブ「震災から7年、原発どうなってるの」が1日、緑公会堂で行われ、約200人が来場した。
おしどりの2人は、福島の原発事故後、東京電力や省庁、地方自治体の会見などを徹底的に取材してきた。それまで活動していた大阪から東京に拠点を移した直後の2011年3月11日に東日本大震災が発生。翌日のCMオーディションに向かう際のエピソードを「地下鉄に乗るのが怖くて、3日分の水と下着を持って1時間半かけて自転車で行った」と語った。また、当初原発関連の記者会見をテレビなどで見ていただけだったが、自分が知りたい情報は自分で調べないといけないと考え同年4月から取材に足を運ぶようになったという。取材先でした初めての質問について「原子炉建屋から白い煙が出ているが何なのか?放射線物質は含まれていないのか?という質問をした。100人位の記者がいたが誰も質問しなかった内容。その後トップニュースにもなった」などと話し、来場者は熱心に聞き入っていた。
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