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公開日:2026.02.13

葉山町予算案
公共施設整備へ布石
一般会計、5年ぶり減少

  • 予算説明をする山梨町長

    予算説明をする山梨町長

  • 公共施設整備へ布石 (写真2)

 葉山町は2月2日、2026年度の当初予算案を発表した。一般会計は128億9000万円で前年比3%減で5年ぶりに減少となった。山梨崇仁町長は、今後控える大規模な公共施設整備を念頭に「嵐の前の静けさ」と表現。健全財政を維持しつつ将来負担を見据えた「準備予算」と位置付けた。

 歳入の根幹となる町税は賃上げや堅調な企業業績を背景に、前年度比2・2%増の約62億7700万円を見込み、構成比は48・7%に達する。

 一方、歳出では前年度に計上していた役場庁舎空調改修工事がなくなったことから総務費が約4億円減少。教育費もGIGAスクール用タブレット端末の更新がひと段落したため約1億200万円減少したことが、予算規模縮小の主な要因となった。

学びの多様性支援

 新規事業として不登校児童・生徒の保護者の負担軽減を図る「フリースクール等利用児童・生徒支援事業」に720万円を計上。山梨町長は「学びの場は学校のみならず、自宅や地域にもある」と述べ、一人一人に寄り添う教育環境の実現に意欲を見せた。

救急車3台体制へ拡充

 救急需要の増大に対応し、命を守る基盤も強化する。年間2000件にせまる救急出動状況を鑑み、高規格救急車(高規格救急車用資機材搭載)などの購入に約5900万円を計上。救急車の2台体制から3台体制へと拡充を図るとともに、消防人員も増員し救急体制を強化する。

臨御橋着工へ

 施設整備の目玉は長年の懸案であった「臨御橋架け替えプロジェクト」。概算で約3億円の工事費に対し寄付金も同額に肉薄するなか、「臨御橋橋梁補修補強工事」などに1億3600万円を盛り込んだ。

「犬のうんち」を回収

 環境面で注目されるのが放置フン対策としての「犬のうんち回収BOX」の設置。町内の犬の飼育率は町民100人につき8・4頭で県内1位(23年4月時点)で、犬を連れた観光客も多いことから、「糞害」の苦情が町役場にも寄せられている。そうした中、新たな試みとして「犬のうんち回収BOX」の購入に約90万円を投じる。バス停の支柱のような形状のボックスに「うんち」を入れる仕組みで、散歩コースになりそうな海岸付近などに3カ所設置をする予定。

 その他、ペット関連では猫を飼っていることを示すステッカーの購入など、合計で約212万円を計上した。

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