神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2018年10月18日 エリアトップへ

鴨居在住狩野陽二さん 定年後の居場所作り綴る 2年かけ著書が完成

社会

公開:2018年10月18日

  • LINE
  • hatena
自身の著書を手にする狩野さん
自身の著書を手にする狩野さん

 狩野陽二さん(鴨居在住・85歳)が、会社を定年後の20余年で「地域活動」に重点を置いて、人生を楽しんでいる体験談などを約2年間かけてまとめた著書「サラリーマン卒業生の『生涯現役』〜「地域」での居場所づくり〜」がこのほど完成した=中面に関連記事。

 完成した本のテーマは、約40年間のサラリーマン生活を終え「定年後の居場所(生きがい)づくり」。自身が定年後に取得した「健康生きがいづくりアドバイザー」としての視点で体験談などを交えながら綴られている。

 「定年後はのんびり自分の時間が欲しい」と思っていたという狩野さんだが、3カ月ほどで余暇時間を持て余してしまい、各種講演会に参加して時間を消化したエピソードも紹介されている。当時の事を「区役所は戸籍書類などを取りに行く場所で、市民講座などを開催しているとは知らなかった」と振り返った。

 定年後に失うものを「すること」「行く所」「地域での居場所」と挙げながら、「お世話になった地域でボランティアを」という妻のアドバイスを生かすために多くの資格を取得。緑区生涯学級講座への参加などをきっかけに、関心があった「まちづくり」を通して地域の居場所を作っていった。1991年4月に設立した、「鴨居駅周辺まちづくり研究会」の前身「鴨居駅周辺魅力つくり隊」の初代代表をはじめ、「鴨居原ふれあいの森」準備会(後の鴨居原市民の森愛護会)会長就任の経験や、「鴨居駅開業50周年記念事業」に関わるなどの体験談が詳細に記載されている。

 「少しでも居場所作りの参考になれば」と狩野さん。同書は、11月1日より、(株)文芸社より販売される(600円・税別)。

緑区版のトップニュース最新6

緑区からボートレーサーに

東本郷在住植竹玲奈さん

緑区からボートレーサーに

28年ぶり、デビューは5月

4月25日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

「地域活動のきっかけに」

緑ふれあいサロン

「地域活動のきっかけに」

次代の担い手を醸成

4月18日

「STGs」を発表

竹山住宅管理組合協議会

「STGs」を発表

できることから実行を

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

緑区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook