星槎学園北斗校の高校2年生45人が2月25日から3月3日までの7日間、サイパン島を訪れた。
生徒らは、事前に同島の歴史や文化、地理などを学んできた。サイパン島は、日本と米国の戦争中、激しい戦地となり、多くの人が命を落とした場所だ。海に飛び込み、多くの人が自決した岬には慰霊塔が立つ。生徒らは、千羽鶴を慰霊碑に添え、黙とうをささげ、平和について学びを深めていた。
村井錬真さんは「教科書で、多くの人が亡くなった場所だと学んだ。実際に訪れることで様々なことを感じることができた。国際交流を深めることで、良い人間関係を築くことが、争いをなくすことにつながる」と感想を話した。また、現地の中高生とスポーツや折り紙などを通じて交流も行われた。
鈴木愛実さんは「折り紙で言葉が分からなくても、交流することができた。大学では、英語を勉強して、海外の友人を増やしたい」と笑顔だった。
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