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緑区 文化

公開日:2019.05.30

霧が丘
老後のお金考える
地域住民が講座開催

  • 書き方を説明する見崎さん

  • 完成したF(ファイナンシャル)ノート

 霧が丘地域ケアプラザで24日、「F(ファイナンシャル)ノート書き方講座」が実施された。

 同地域ケアプラザでは、霧が丘地域の住民が主体となり、高齢者の老い支度に関する情報をまとめた冊子やノート作りを行っている。

 昨年には、エンディングノートを作成。地域住民に向けて、同ノートを使用した講座も開催してきた。

 今回メンバーが新しく完成させたのは、F(ファイナンシャル)ノートだ。財産を整理する表や家計の収支表などがあり、自身で記入していくことで”老後のお金”について考えることができるノートになっている。

 当日は、約30人の地域住民らが参加。ノートの作成を行ってきたメンバーの一人である見崎俊輔さんがノートの記入方法を説明していた。

 見崎さんは「老後のお金のことはみなさんがとても関心があること。少しでも役に立てたらうれしい。みんな真剣に聞いていた」と振り返った。

 また、霧が丘地域ケアプラザの林ゆかり所長は「地域住民が地域住民に伝えることで、地域の絆も深まるのではないかと思う。多くの人にFノートを活用してもらい、老後の生活が豊かになれば良い」と話した。

区役所も協力

 また、ノートの作成には緑区役所の生活支援課も関わってきた。

 同課では、専門の相談員が家計の見直しを手伝う事業や、仕事探しを支援する事業を行っている。同課の担当者は、「家計の見直しなど一緒に考えるので、お気軽にご相談ください」と講座の参加者に呼び掛けていた。

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