「第40回神奈川県ミニバスケットボール決勝大会チャレンジカップ」の決勝が1月25日、小田原アリーナで実施された。男子の部で、区内長津田第二小を拠点とする長津田第二ミニバスケットボールクラブ(中島定治監督)が創部以来最高の準優勝となった。
同大会男子の部には、秋季大会で上位の成績を残したシードチームを含む32チームが出場。トーナメント形式で全国大会出場の切符をかけて熱戦を繰り広げた。
同クラブ男子のこれまでの最高成績は県でベスト16。今年のチームは目立った身長の選手はいないが、ルーズボールやリバウンドを粘り強く拾うことなどを徹底し、「目指せ全国」を目標に掲げ、練習に励んできた。
迎えた大会では、初戦2回戦を順調に勝ち進んだ。3回戦の葉山ミニバスケットボールクラブ戦では、相手チームの試合を事前にビデオで分析。ディフェンスを強化し、47-45で競り勝った。
準決勝の相手は、関東大会2位の強豪・横浜山手中華学校ミニバスケットボールクラブ。平均身長も相手チームのほうが高く、苦戦を強いられるかと予想されたが、相手のオフェンス時にゴール下やその付近にボールを入れさせないようなディフェンスを徹底。33-25で退け決勝へ。
決勝は東希望が丘ミニバスケットボール部。中島監督の「ゲームコントロールができなかった」という分析の通り、序盤から相手にリードを許し、39―47で惜敗。選手たちは涙を飲んだ。
中島監督は「あと一歩だったが本当に頑張ってくれた。チーム一丸となって戦った大会だった」と大会を振り返り、「悔しい気持ちは確かにあるが、緊張しないで楽しめた。決勝まで進めたので達成感のほうが大きい」と話す亀山颯冴キャプテンの顔は笑顔だった。大会の最優秀選手に仲本明翔選手、優秀選手に亀山キャプテンが選ばれた。
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