神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2020年6月18日 エリアトップへ

アイスホッケー 市内初、プロチーム誕生 港北拠点、横浜GRITS(グリッツ)

スポーツ

公開:2020年6月18日

  • LINE
  • hatena
横浜GRITSのメンバー
横浜GRITSのメンバー

 横浜市をホームタウンとし、新横浜を拠点とするプロアイスホッケーチーム、横浜GRITSはこのほど、アジアリーグアイスホッケーへ正式加盟した。プロチームの誕生は市内初。臼井亮人代表取締役は「横浜を盛り上げていきたい」と意気込みを口にする。

やり抜く力を

 昨年5月に創設された横浜GRITS。中国や韓国がアイスホッケーの強化に本腰を入れるなか、国内では「競技だけでは生活が厳しく多くの才能が埋もれてしまう」状況にあったという。その危機感から臼井氏がプロチームの創設を決意。”やり抜く力”という意味の”GRIT”を名前にチームを発足した。監督は慶応大での指導経験のある浅沼芳征氏。また、世界最高峰のナショナルホッケーリーグでのプレー経験を持つマイク・ケネディ氏がヘッドコーチを務める。

 今回GRITSが加盟するのは、アジアリーグアイスホッケー。強豪の北米や欧州に肩を並べ五輪でのメダル獲得を目指し2003年に創設された。日本の5チーム(GRITSを含む)に加え、韓国とロシアからそれぞれ2チームと1チームが参加している。新型コロナの影響により、現時点では試合開催の予定などは未定。先行きが見えない状況だが、臼井氏は「リーグが始まったら一戦一戦がむしゃらにプレーし、戦い抜く姿勢を見せたい」と話す。

地域貢献、競技の普及も

 チームのビジョンとして「夢と生きる活力に満ちた社会を作る」を掲げる臼井氏。そのための柱として3つの活動方針を掲げている。

 一つ目は「デュアルキャリア」。これは安心して競技を続けられる選手の在り方を実現するというもの。選手は企業で働きながらプロとして活動していく。

 二つ目の「地域貢献」では、本拠地・KOSÈ新横浜スケートセンターのある港北区を中心に、横浜市と連携し地域貢献活動を実施する。

 最後に掲げるのは「アイスホッケーの普及・育成」。ジュニア世代の育成などを通し、認知度や競技人口増加を狙う。

 また、プロチーム誕生に伴い、公式チアリーディング「GRITSTOPAZ(トパーズ)」も結成。バスケットボール日本代表オフィシャルチアリーダーズの大嶋夏実さんを統括ディレクターに迎え、本格的なチアチームを目指す(現在初代メンバーを募集中)。

「熱く盛り上げたい」

 「マイナースポーツで新規参入だからこそ、新しいスポーツ文化を生み出すチャンスだと思う」と臼井氏。「(コロナの影響で)先は見えていないが、やっぱり生で観戦してほしい。競技の一番の魅力は、”激しい競り合いの音”。氷上の熱気で、横浜を熱く盛り上げていきたい」と期待に胸を膨らませる。
 

緑区版のローカルニュース最新6

講演会や和太鼓演奏も

講演会や和太鼓演奏も

緑区スポーツ人の集い

3月28日

絵画、折り紙、写真作品展示

絵画、折り紙、写真作品展示

区役所でミニギャラリー

3月28日

「電車好き」を釘付けに

「電車好き」を釘付けに

一般に鉄道模型を披露

3月28日

犯罪・事故発生状況

【Web限定記事】

犯罪・事故発生状況

緑警察署管内 3月14日〜3月20日

3月28日

ラグビー協会会長が来浜

ラグビー協会会長が来浜

10月に日本対NZ戦

3月28日

「町内会HP(ホームページ)作成します」

若い世代の加入促進にも

「町内会HP(ホームページ)作成します」

タウンニュース社 記者が担当 16・5万〜

3月28日

開業23年 十日市場町の歯医者 みどり歯科医院

安心の保険診療が中心です。車椅子のまま乗降可能な専用車での無料送迎にも対応しています。

https://midoridc.net/

緑区社会福祉協議会

〒226-0019 横浜市緑区中山2-1-1 ハーモニーみどり1階

http://www.midori-shakyo.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook