緑区役所は7月29日、10月18日に予定していた「緑区民まつり2020」の開催を、新型コロナウイルスの影響で中止することを区HPで公表した。区の担当者は「開催に向けた努力を続けてきたが、区民の安全・安心を最優先に考え、中止を決定した」と語った。
区民同士の交流や地域のつながりなどを目的に県立四季の森公園で行われる緑区民まつりは、各種模擬店や展示のほかステージイベントで例年賑わっている。
しかし、今年は新型コロナウイルスの終息の目途が立っておらず、再び感染拡大の兆しがでている(7月末現在)。
縮小開催から一転
区民まつりの事務局を担う地域振興課の担当者によると、同実行委員会との5月の総会において事務局側から、感染拡大のリスクを少なくするための手段として例年80〜90に上る出店ブースを60〜70に変更し、野外ステージを中止するなど「規模を縮小しての開催案」を提出され、決議された。実行委員会のメンバーからは「子どもたちが楽しみにしているので開催を望む」という声もあった一方で「慎重な判断をしてほしい」という声が寄せられたという。
8月中旬を目途に最終判断をする予定で話し合いを進めてきたが、横浜マラソンの中止に加え、市内各区での区民まつりの中止など状況を総合的に判断し、7月中旬に開催中止を決定した。
区の担当者は「今年開催ができない分、来年に2年分の盛り上がりを見せられるような区民まつりにしたい。そのために様々な対応を模索していきたい」と話した。
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