緑警察署(渡邉晴彦署長)は11日、詐欺被害を未然に防いだとして、セブンイレブン横浜森の台店の社員、平野大輔さん(28)に感謝状を手渡した。
平野さんは、9月4日の午後3時30分ごろ、同店で勤務中に高額な電子マネーを購入しようとしていた高齢男性を不審に思い、声をかけ、警察へ通報した。その後、高齢男性は特殊詐欺の被害者と判明した。平野さんは「声をかけることを最初はためらった。だが、勇気を出して声をかけて良かった。今後も特殊詐欺を防ぐために、自分にできることをできればうれしい」と話した。
渡邉署長は「検挙活動により、被害を減らすことを目指している。だが、被害に遭わないための行動も大変重要だ。平野さんに非常に感謝したい」と述べた。
緑警察署管内では、11日現在、27件、約5700万円の特殊詐欺被害が発生している。
同署生活安全課の担当者は「高額の電子マネーを購入させる手口には注意。また、大半を占める、銀行員などを装い、キャッシュカードを自宅まで取りに行く手口にも注意してほしい。電話でお金やキャッシュカードの話をするのは、詐欺だと思ってほしい。自分は大丈夫と思わないで」と注意を呼びかけた。
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