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緑区 人物風土記

公開日:2021.04.22

まちプラの代表を務める
根岸 あすみさん
霧が丘在住 36歳

「石橋叩かず、猛ダッシュ」

 ○…「外国人や子育て世代、高齢者など、霧が丘には、本当に多様な人が住んでいるのです」。そんな様々な人たちがつながることで、自然と助け合える街作りを目指して奔走する。自身も2人の子どもを育てる。何か困った時、ちょっとしたフォローを頼める人が地域にいることで、安心感が生まれると感じている。「そんな小さな”ヘルプ”をみんなが出し合える街にしたい」と前を向く。まだまだ、活動は動き始めたばかり。「思い描くことを実現していきたい」と意気込んだ。

 ○…生まれも育ちも霧が丘。小学生の頃、鍵を忘れ、自宅に入れずにいると、近所の人が助けてくれた。「今は、周りにどんな人が住んでいるのか、知らない人も多い。なかなか周りに頼れないのでは」と問いかける。安室奈美恵さんに憧れダンスを始めた。ダンス漬けの青春を過ごした川和高校の仲間とは今も定期的に会っているという。

 ○…大学時代、インドの孤児院でボランティアをした経験も。その後、「世界を知る前に日本を知れ」と尊敬する恩師に言われたことをきっかけに、様々な経営者と話せる広告代理店営業の仕事に就いた。仕事を続けながらも、子育てや地域活動にも積極的に取り組む毎日だ。霧が丘に住むインド人と日本人の交流イベントなどの企画にも携わる。「料理を教えてもらったり、楽しく交流しています」とにこり。

 ○…「石橋は叩かず、猛ダッシュするタイプ」と話すように、「楽しそう」と思えば、まずはやってみる性格だ。好きな言葉を聞けば「笑う門には福来る」「歩く道は晴れる」などポジティブな言葉ばかり。明るい性格を活かして「多様な人が集まる場を作りたい」と夢を語り「自分の住む霧が丘を楽しい街にしていきたい」と笑った。

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