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公開日:2022.03.10

竹山小学校が50周年
過去から今へ歴史を辿る

 竹山小学校(竹山3の1の16)が今年度、創立50周年の節目を迎えた。

 学区域となる竹山団地は当時、農村地帯で鶴見川東部山林を開拓した所に位置していた。鴨居駅との距離も近く、中山方面にかけて同団地の造成工事が進められていたことから、将来的に団地一帯が住宅地に変わる地域とされていた。そのような背景から竹山小学校は同団地の中央に位置する場所で1971年、開校をすることになった。

 開校当時の児童数は298人、11学級。80年には、児童数はピークを迎え1602人、42学級まで増加した。86年頃までは児童数は千人を超えていたという。その後は、徐々に減少し、2021年度現在は210人、10学級となっている。

 2015年には、バスケットボールやテニスができる多目的コートが設営された。現在は同校児童のほか、学校開放事業を利用している各団体の多くの人たちが様々なスポーツを楽しんでいる。

 校章は竹の葉を3枚ずつ外に向かって伸びるように配置し、実際の葉よりも膨らみを持たせることで円満さを表している。竹のようにしなやかで強くまっすぐに育ち、礼儀正しい子どもであってほしいとの思いが込められている。学校教育目標「知恵だせ 汗だせ 明るい子」と相まって、校章のように素直で明るく穏やかな子どもへと成長をしているのだ。

周年意識した行事の数々

 今年度の行事は50周年を意識して取り組んだ。昨年10月の創立50周年記念運動発表会では、各学年がダンスやソーラン節などの踊りの中に「おめでとうの気持ち」を表現した。12月のウィンターコンサートは、同実行委員の児童の円滑な進行に合わせ、事前に録画した合唱や合奏の発表を各教室で聴く形で開催した。お祝いの気持ちを込めた発表の数々は、児童の心に深く響いたようだ。

 同校と地域との交流も50周年となり、10月には、吉川勝竹山連合自治会長を招き、児童はまちの祭りや昔の竹山の様子を教わった。過去の写真を見るなど、児童にとって貴重な経験となった。

 また、同団地に住み「地域をよくしたい」と清掃活動などを行う神奈川大学サッカー部の学生らとの交流も行った。お互いが「竹山のよさ」を語り合うなど地域への愛着を深める機会だった。

のびのこちゃん誕生

 50周年を記念して、誕生したキャラクター「のびのこちゃん」は、創立30周年の時に誕生した「たけまるくん」に”50周年を記念して友達を作ろう”という企画から生まれた。児童から募ったデザインを組み合わせ誕生した「のびのこちゃん」は、タケノコをモチーフにした優しさ溢れる笑顔のキャラクターだ。「笑顔が素敵な竹山小のみんなが、優しさをもちながら、タケノコのようにぐんぐん成長できるように」との願いが込められている。

竹山小学校

横浜市緑区竹山3丁目1番16号

TEL:045-932-6394

https://www.edu.city.yokohama.lg.jp/school/es/takeyama/

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