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公開日:2022.04.14

12年に1度の秘仏ご開扉
区内11の寺院ほかで

  • 般若心経が唱えられた

  • 開扉する山本住職

 12年に1度の寅年に区内を含む横浜北部地区と大和市、町田市に点在する25の札所で薬師如来を公開する「武相寅年薬師如来霊場」。9日にご開帳が始まり、5月8日まで各寺院で参拝することができる。



 またの名を薬師瑠璃光如来とする薬師如来は、病気などから人々を守り、心身を健康へと救うとされ古くから親しまれてきた。武相寅年薬師如来霊場は、明確な記録は残っていないが、今から約300年前の享保年間に始まったと言われている。



コロナ終息願い



 第6番札所の寶塔院(ほうとういん)では9日の午前9時、厨子の扉を開き薬師如来像を公開した。その後、集まった世話人らの前であいさつに立った山本昭弘住職は、「古くから寅薬師として親しまれてきたが、享保年間には大飢饉があったとされている。その後もその時々の人々は苦労もあったかと思う。今も先の見えない状況が続くが、新型コロナの終息を願いたい」と思いを語った。



 区内の霊場は、舊城寺(きゅうじょうじ)(三保町2038)、弘聖寺(台村町549)、観護寺(小山町677の9)、萬藏寺(上山2の15の2)、大蔵寺(中山3の29の1)、寶塔院(白山2の35の12)、林光寺(鴨居2の4の1)、宗泉寺(北八朔町1180)、福泉寺(長津田町3113)、東観寺(東本郷1の21の1)、寶帒寺(ほうたいじ)(十日市場町895の1)。



 参拝は午前9時から午後5時(大蔵寺は4時まで)で、堂内での撮影は禁止となっている。



 詳細は同霊場会事務局【電話】045・931・1435または、霊場会ホームページ(【URL】http://t894.holy.jp/)。

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