イタリアで今年8月に行われるバトントワーリングの世界選手権に初出場する齋藤晟さんと平田釉莉さん(ともに17歳)が7月12日、市庁舎を訪れ山中竹春市長に活躍を誓った。
バトンの操作と器械体操の動きを音楽に組み合わせ、技術や芸術性を競う同競技。世界選手権は個人・ペア・チームの3種目があり、今回日本からは32人がイタリアへ向かう。
港南区のバトンスタジオを拠点とする齋藤さんは、3歳から同競技を始め、小学6年生の時には国際大会での優勝経験も持つ。今回に向けては2年前に代表となっていたが、コロナ禍で開催が延期に。その間も周囲からの応援をやる気に変えながら、腕を磨いてきた。バトンを高さ約20mまで投げ上げる技「エーリアル」を武器に、各自の選曲であらゆるテクニックを用い自分を表現する「フリースタイル個人」に出場する。
平田さんは、都筑区のバトンサークルに4歳から所属し、選手権の延期に伴い今年3月に開催された選考会に挑戦。72人で上位3人の日本代表の座を争い、3位入賞で世界への切符を手にした。肘を使ってバトンを空中に飛ばす「ポップアップ」を得意技とし、同じくフリースタイル個人への出場となる。
齋藤さんは「金メダルを日本に持って帰れれば」と話し、平田さんは「練習の成果を発揮できるよう、一生懸命頑張りたい」と意気込んだ。
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