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緑区版 公開:2022年8月18日 エリアトップへ

横浜サッカー協会 女子中学生の継続後押し リーグ2年目 人口底上げへ

スポーツ

公開:2022年8月18日

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 横浜市内で現在、女子中学生のサッカーリーグ「U-15ガールズリーグ」が行われている。女子選手にとって中学進学後にプレーを続ける場が少なく、競技離れが全国的に課題となる中、横浜サッカー協会が試合機会を作ろうと昨年新設。競技人口の底上げに取り組んでいる。

 小学生までは男女一緒にプレーできても、体格差が開いてくる中学生では男女別が理想。だが、中学校のサッカー部は男子中心がほとんどで、女子が入部しても試合出場は難しいのが現状だ。

 地域での受け皿となるクラブチームも女子中学生対象は少なく、自宅近隣にない場合も多い。プロを目標にトップチームの下部組織を目指す道はあっても、生涯スポーツという意味では選択肢が少なく、競技離れにつながっている現状もある。

 同協会は女子サッカーの裾野を広げようと2020年に女子委員会を発足させた。

 取り組みの第一歩として試合への出場機会を増やそうと、21年までにU-15の「ガールズリーグ」、U-15とU-14の「ガールズカップ」を新設した。今季のリーグは4月に開幕し、サッカー部に所属する女子の選抜チームも含め9団体9チームが参戦。来年1月頃まで総当たりで戦う。同協会は「女子が活動しやすい環境に整えることで競技人口が増え、競技力向上にもつながる。取り組みの充実と定着化を目指す」とする。

クラブチームも増加

 市内では、クラブチーム新設の動きも見られるように。同リーグに参戦しているクラブチーム8団体のうち、公田SCアンビシャス(栄区)は昨年、FCカルパ(緑区)は今年できたばかりだ。

 日体大SMG横浜U15 Biene(ビーネ) Aoba(青葉区)のように、なでしこリーグ所属チームの下部組織に移行したことで練習環境などが向上した好例もある。

現役選手も期待

 なでしこリーグ1部・日体大SMG横浜の森田美紗希選手(20)は中学時代、女子チームに所属しながら男子ともプレーした経験を持つ。「男女の体格差や成長度合いが違って戸惑った。女子チームが増えて環境も整うと、競技を続けやすいと思う」と話した。

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