緑区 社会
公開日:2022.12.08
避難所づくりに女性視点を
白山地区連合自治会で講座
白山地区連合自治会(三田修会長)は12月3日、白山自治会館で「女性視点を盛り込んだ避難所作り講座」を実施した。同講座は緑区が今年度から開始した「緑区地域防災アドバイザー派遣事業」の一環で、自治会などが進める防災の取組を支援する目的で防災の専門知識を有するアドバイザーを派遣するもの。
同連合自治会の講座では、認定NPO法人かながわ311ネットワークの谷本恵子専務理事を講師に招いた。谷本専務理事は、東日本大震災発災後の被災地での避難所運営に触れ「快適とは言えない避難所生活において、運営委員に女性を入れることで清掃など様々な面で女性視点の意見が出る。男性主体でも良いが、女性の意見をしっかり取り入れられる拠点であるべき」と述べた。
三田会長は「これまで拠点での女性のトイレや洗濯物の問題について議論を重ねてきたが、講座を聞いて十分ではないと感じた。今後も女性視点を取り入れた運営を検討していく」と話した。
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