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公開日:2023.01.19
十日市場みどり歯科医院
シャッターにポスターを
青少年育成など目的に
十日市場の「みどり歯科医院」で1月14日、閉院後の同院のシャッターにポスターが現れた。同院の阿部光敏院長が青少年育成などを目的に施したもの。阿部院長は「休診日や診療時間以外にご覧いただけます。目にした人に少しでもメッセージが届けば嬉しい」と思いを語った。
シャッターにデザインされているポスターは、同院の阿部院長が所属する横浜みどりライオンズクラブが緑防犯協会に協賛した「令和4年緑区防犯ポスターコンクール」で、同クラブ会長賞を受賞した奥田帆香さん(霧が丘学園小学部6年)の作品。
「活性化に役立てたい」
阿部院長は2000年の開院以来、自院のシャッターを「青少年育成や街の活性化に役立てられないか」と思いを巡らせていたという。同クラブでは青少年育成活動を行っており、コンクールの受賞作品をシャッターにデザインすることを考案。同クラブの武川明彦会長と緑防犯協会(木村赳会長)に相談したところ、両者から承諾を得られたことから実現した。
また、同クラブ会員の紹介により施工を担当した株式会社看板市場の堀田久史代表取締役の「店舗のシャッターを活用して明るい街づくりを推進したい」という思いにも共感した形だ。
「判断間違えないで」
幼少期から絵を描くことが好きで、このほど美術部に入部したという奥田さん。「防犯」をテーマにした奥田さんのポスターには「あなたの判断で あなたの未来が決まる 自分の心を 傷つけないで」というメッセージが添えられ、薬物乱用防止を訴えるデザインが施されている。
奥田さんは「ドラッグは一度やってしまうとのめり込んでしまうことを知ったので、最初の判断を間違えないでほしいという思いで描いた。多くの人に自分のメッセージが伝われば嬉しい」と笑顔で話した。
阿部院長は「通勤通学時にシャッターに目を配る人が少なくない。少しでもこのシャッターが話題になり、奥田さんのメッセージが少しでも多くに人に届けばいいと思う。可能な限り次年度以降も受賞者のポスターを展示していきたい。また、こうした活動が地域で広まっていくことを期待したい」と話した。
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