緑区 社会
公開日:2023.06.08
着任インタビュー
「コロナ禍前のにぎわいを」
木村赳(たけし)区連会会長に聞く
鴨居連合自治会の会長を務める木村赳さん(79)=写真=が、6月1日付けで緑区連合自治会長会会長に着任した。
区連会会長の任期は2年。今後は、区内各11地区の連合自治会長と連携し、行政からの情報や依頼事項などを自治会加入者に伝達する役割を先頭に立って行っていく。
鴨居連合自治会では8年目の会長職となるが「緑区全体をまとめるのは大変だと思う」と話し、「各地区の代表(会長)と協力していきたい。今後は18区の区連会会長が集まる市連会の定例会に参加することにもなるので、緑区の魅力をPRしていきたい」と意気込む。
会長経験生かし
力を入れていくのは行政との連携による「防犯」と「まちのにぎわい」だ。防犯に関しては、緑防犯協会会長の経験を生かし、警察などと連携し「安全で安心なまちづくり」の推進に努める考えだ。
節分祭、運動会、盆踊り――。新型コロナウイルスによって数年間中止を余儀なくされてきた区内各地区での行事の再開を奨励したい考えを持つ。自治会や町内会で行われる行事は、多世代の住民同士が顔が見える関係をつくる絶好の場。
「こうした場を行事を通して取り戻すことで緑区全体のにぎわいにつなげたい」と述べる。区連会でコロナ禍前まで実施されていた市内の施設を見学する研修会も再開される予定。飲食を伴う意見交換会については「今年は難しいかもしれないが、来年は1泊での実施を提案しようと思っている」と笑顔で話した。
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