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公開日:2023.06.22
三保町在住鵜野沢直美さん
アートで癒しの場を
中山周辺で広がる取組
三保町在住の鵜野沢直美さんによるチョークアートが中山で広がりを見せている。中山駅周辺の飲食店や緑公会堂などで目にすることができ「アートを通じて地域住民の癒しの場ができたらうれしい」と鵜野沢さん話す。
栃木県出身の鵜野沢さんは母親らの影響で、幼少期から絵を描くことが日常だった。勤務していた会社でも手描きの自社広告などを担当する経験をしたという。結婚を機に横浜に移り住んだ鵜野沢さんがチョークアートを描くきっかけになったのが、中山のフレンチレストラン「カフェ フェリックス フォール」で働き出したこと。オーナーシェフの宮地昌彦さんが切り盛りする同店にあった店内の黒板にワインやチーズ、コーヒーなどのイラストを描いた。「少しでもお店を盛り上げることができればという思いだった」と当時を振り返った。店内のチョークアートは常連客らに好評だったが、新型コロナウイルス蔓延の影響で多くの人の目に触れる機会が減ってしまった。また、鵜野沢さん自身も第3子の妊娠で同店を辞めることに。
その後、新たに働き出した「クンジャ・ビハーリ」でも店内の黒板にチョークアートを施した鵜野沢さん。同店の北村章惠さんとつながりのあった緑公会堂から「受付に飾るボードの絵を描いてほしい」と依頼があったほか、興味を持った「みどり子ども食堂」でも、メニュー紹介のボード作成を担当するなどチョークアートの取組が広がりを見せている。
「熱海のように」が夢
「アーティストは作品を発表する場や機会が乏しい現状があると思う。そうした意味では場を提供できて良かった」と宮地さん。鵜野沢さんは「自分のチョークアートが街中で多くの人の目に触れることはうれしい。数年前に訪れた熱海では商店街全体でチョークアート看板を飾っていた。自分が住む街でもそのような活動ができたらさらに愛着が湧くと思う」と語った。
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