緑区 社会
公開日:2023.08.10
若手や女性社員を表彰
技術、意識向上目的に
横浜建設業協会緑区会(平田恵介区会長)は8月3日、緑土木事務所で「若手社員及び女性社員表彰式」を行った。
同区会に加盟する企業の社員の技術や意欲向上を図り、横浜市における継続的な品質の向上を目指すことを目的に2021年度に新設された同表彰。昨年度までに若手社員や女性社員7人を表彰してきた。
今年度は、区会長や理事のほか緑土木事務所所長らで組織される選考委員会によって3人が選出された。
富田由加里さん(土志田建設(株))は、現場代理人・監理技術者の補佐として、主に品質管理や写真管理などの書類作成に従事。また、定期的に現場を巡回し、女性ならではの目線で環境改善を図ったことなどが評価された。
有川翔太さん((株)チュウバチ)は、現場施工班の一員として作業に従事。安全活動として始業時の危険予知活動を生かし危険個所への防護柵設置や、熱中症対策として他の従業員への配慮に率先して取り組み、現場無事故無災害の大きな原動力になった。
宮内康太朗さん(宮内建設(株))は、担当技術者として品質、工程、安全管理業務に従事し、技術力向上に努めた。地元住民との綿密な打ち合わせや工事PRを実施したほか、積極的に不安全行動を排除するなどした。
平田区会長は「都市部における土木工事は様々な障害物や交通対策、地元住民対策などを行いながらと極めて技術を要する仕事。今後も横浜市発展のために我々と一緒に頑張っていきましょう」と受賞者を讃えた。
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