緑区 文化
公開日：2023.08.31
吹奏楽コンで県代表に
９月、いざ東関東大会へ
田奈中学校と霧が丘高校
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田奈中学校吹奏楽部
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右から川上さん、山本さん、小島さん
「第72回神奈川県吹奏楽コンクール」がこのほど開催され、金賞受賞校のうち、区内からは田奈中学校、霧が丘高校が県代表に選出された。両校は９月２日に開幕する「第29回東関東吹奏楽コンクール」に出場する。
田奈中学校
田奈中学校吹奏楽部は「中学生の部Ａ部門」で金賞に輝いた。同校によると東関東大会出場は13回目。県代表に選出された瞬間、感極まり涙を見せる部員の姿もあった。
クラリネットを担当した部長の可児優さん（３年）は「みんなでフレーズ感などをそろえることを意識した」と県大会を振り返る。ビブラフォンやティンパニーを演奏した副部長の紀谷和歌葉さん（３年）は「他校がすごく上手く感じて緊張したけれど、田奈中らしく楽しく演奏できた」、ドラマーとしてメンバーを支えた副部長の吉井温人さん（３年）は「ドラムはリズムの主軸。バンドの演奏を崩さないように意識した」と語った。
東関東大会での演奏は９月３日。全国への出場権を懸け、全力で挑む。
霧が丘高校
県のコンクールで金賞を獲得し14年ぶりの東関東への切符をつかんだ霧が丘高校。７月下旬から８月上旬にかけて合宿を実施し、部で大切にしている基礎を徹底して練習したという。30人以下の「高校生の部Ｂ部門」で東関東に挑む同校は29人の部員の内25人で出場する。演奏する曲は「ファンタスマゴリア」。３年生部長の山本大雅さん、２年生部長の川上柚奈さん、小島梓さん（副部長）によると、複数の楽器が同じ音程で合奏するユニゾンが多用されている点などが選曲の理由だといい、「ハーモニーやバスクラリネットのソロ演奏に注目してほしい」と口を揃える。
東関東大会の演奏（９日）では、心を一つにして東日本大会出場を目指す。
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