緑区 人物風土記
公開日:2024.01.18
1月20日に霧が丘で開かれるインドネシア文化交流会で講師を務める
アリエフ ジュナイディさん
霧が丘在住 39歳
挑戦続け、文化交流促進を
○…「味の決め手はケチャップ・マニス(甘いソース)やサンバル(辛味調味料)。インドネシアの食文化の魅力を日本の多くの皆さんに伝えたい」と流ちょうな日本語で語る。1月20日(土)、霧が丘の「ぷらっとkiricafe」で「インドネシアの食文化―ハラールフードって何?」をテーマに開かれる「多文化共生プログラム インドネシア文化交流会in横浜市」で講師を務める。
○…インドネシアの東ジャワ州出身。幼い頃、父親の入院をきっかけに「将来、患者をケアできる人になりたい」と看護師を志した。インドネシアで3年ほど看護師として働く中、2008年に同国と日本の経済連携協定(EPA)が発効。これにより、日本政府がインドネシア人の看護師候補者などの受け入れに取り組み始めたことなどから、より良い職場環境などを求めて日本への渡航を決意した。
○…日本語の猛勉強の末、09年に来日。翌年から神戸の病院で働き始めた。「患者さんの記録を全部日本語で手書きしなければならず、本当に大変だった」と振り返る。日本での看護師国家試験には、3度目の挑戦で見事合格。横浜に友人がいることなどの縁で14年からは霧が丘で暮らしており「緑が多くて住みやすい」と笑顔で話す。
○…現在は市内外の診療所など4カ所で看護師として勤務。また家庭では妻と共に3歳と2歳の娘の子育てにも励んでいる。時折、趣味のフットサルを楽しむのが良い息抜きだという。日本でのイスラム文化への理解促進を目指し、22年には「(一社)アッソーリヒーン・ヨコハマ・ファウンデーション」を設立。代表理事を務めており「今後は市内にモスク(イスラム教の礼拝所)を建設したい」。日本での挑戦はまだまだ続く。
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