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緑区 文化

公開日:2024.01.25

親子で体感 撮影の喜び
写真家の柳瀬さんが指南

  • 撮影のアドバイスをする柳瀬さん(右から2人目)

 地域の小学生と保護者を対象に、プロのカメラマンに写真撮影について学ぶ講座が1月20日、緑区市民活動支援センター「みどりーむ」で開催された。令和5年度緑区生涯学級「親子で学び、育ち合う 子育て講座」の「第2回 思いを伝える写真編」として開かれ、地域の親子連れ10人ほどが参加した。

 講師を務めたのは、区内在住の写真家・柳瀬桐人さん。柳瀬さんは、歌手の小田和正さんの歌声に乗せてさまざまな写真がテレビに映し出されるCMで知られる「明治安田生命マイハピネスフォトコンテスト」の審査員を長年務めている。

 講座では柳瀬さんが、同CM内に登場した数々の写真作品を、プロジェクターを使って大きなスクリーンに投影しながら紹介。柳瀬さんは「子どもを撮るときは、可愛い笑顔の写真だけにするのではなく、なるべくいろいろな表情の変化を撮影しておくと良い」「とにかくたくさん撮ること。子どもの目線に合わせて撮ることも大事」など、さまざまな写真撮影のコツを伝えた。

 その後、保護者たちは柳瀬さんの指導のもと、実際に我が子の撮影に挑戦。積み木や風船、ドミノ倒しなどを楽しんでいる子どもを被写体に、構図やピントの合わせ方をはじめ、さまざまな表情を捉えることなどを意識しながら、撮影を楽しんだ。柳瀬さんがレフ板の使い方をアドバイスする場面もあった。

 撮影後、親子はこの日に自身が撮った写真の中から最高の一枚を選出。柳瀬さんが講評した。参加者からは「息子と一緒に参加でき、レフ板の使い方も教えてもらえて良かった」「これを機に、写真撮影を通じた良い思い出づくりをしたいと思えるようになった」などの感想が聞かれた。柳瀬さんは「今後も、地元の人たちになるべく喜んでもらえることができれば」と話していた。

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