鶴見川沿いでのごみの不法投棄が相次ぐ中、同川の河川敷に衣類などを捨てたとして、緑警察署は2月22日午前1時32分、廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反の容疑で、区内在住の30代の男を逮捕した。鶴見川鴨居河川敷を拠点に環境保全活動を行っている「みどり・川と風の会」の佐々木康雄代表と、現場近くのローヤルシティ鴨居七番館自治会の原泰史会長が2月19日に同署を訪れ、付近の警戒を依頼したことが検挙につながった。
同署によると、現場は区内白山にあるマンション「ローヤルシティ鴨居七番館」北側の河川敷。依頼を受け、22日、複数の警察官が現場の警戒に当たったところ、主に衣類の入った袋2つ(計8・8kg)を持った男が現れ、河川敷に衣類などを捨てるのを目にしたという。男は22日時点で容疑を否認しており、これまでにこの場所で発生した不法投棄との関連があるかは不明。
佐々木代表は「逮捕につながり、ほっとした」、同自治会で購入した監視用のカメラを使用するなど不法投棄防止対策を講じた原会長は「今後も柔軟に対応していきたい」と語った。
緑警察署は「市民の協力があっての検挙。今後も引き続き連携していきたい」とした。
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