小中高校生を対象とした「日本ジュニア管打楽器コンクール」で、田奈中学校吹奏楽部の4人が3月30日(土)、本選考会のアンサンブル部門 木管の部に出場する。都内で開かれる本選考会には、2月に行われた予選考会を通過した実力者たちが全国から集結。日頃の練習の成果を披露する。
全国大会にあたる本選考会にフルート四重奏で臨むのは同校3年生の上田真子さんと、いずれも2年生の多胡百菜さん、稲村有純さん、橋本桜依さん。CD審査による予選考会では息の合った演奏で『夏山の一日』を録音し、審査員から「4人の音がブレンドされ、第1楽章はメロディのつなぎが滑らか」と高評価を得た。
アンサンブルでの全国大会出場は4人とも初めて。本選考会でも同じ曲で臨むという。
メンバーで唯一の3年生の上田さんは、フルートの練習と受験勉強を並行して進めてきた。「どちらも中途半端にならないよう、時間管理が大変だった。予選を通過できると思っていなかったので、本当にうれしい」と喜びを語る。
稲村さんは「この4人で演奏できて良かった」、多胡さんは「これからも4人で、この曲で演奏できるのがうれしい」、橋本さんは「みんなで全国大会に出たいと話していた。努力が実ってうれしい」と話した。
本選考会を前に上田さんは「いままでで一番の演奏をして金賞を取りたい」と熱意を示した。
3月29日(金)には同部の定期演奏会が横浜みなとみらいホールで開かれる(午後4時20分開場、5時開演、入場無料)。
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