玄海田公園(長津田みなみ台)で管理されている2頭のヤギ「げん」と「かい」が、7月1日から8日にかけて十日市場保育園に隣接する空き地に出張。毎日モシャモシャと草刈り作業に従事した。
同保育園では、隣接地の雑草が問題となっており、定期的に草刈りを行っていた。そこで目をつけたのがヤギによる除草。昨年と今年の2回にわたり、森の台雨水調整池で行われた2頭による「出張草刈り」を知った区こども家庭支援課が興味を持ち、「ヤギに来てもらって草刈りをしたら、楽しくて一石二鳥では」と打診。同公園の指定管理者「緑とコミュニティーグループ」が協力して実現に至った。緑土木事務所も森の台で使用したヤギ専用の休憩小屋の再設置を行った。
玄海田公園では2017年に市内の公園で初めて園内の除草作業にヤギを導入。1日に約5kgの草を食べるヤギによる自然にやさしい除草作業の可能性を模索している。
出張初日となった1日には同公園の浦部裕光園長が来園。園児を前にヤギの特徴や羊との違い、ヤギの好きな食べ物などを説明した。
十日市場保育園の永瀬誉子園長はすっかり2頭のヤギの可愛さに魅了された様子。「癒しの存在だったので離れるのが寂しい。いっぱい働いてくれて本当に感謝している。園児たちがSDGsについて考えるきっかけにもなってくれた」と称えていた。
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