緑区 教育
公開日:2025.07.17
Open!みどりーむ
若者と語る 地域の未来
ゲストに現役高校生ら
対話を通じて地域の活性化などについて考える「Open!みどりーむ」が7月12日、みどりーむで開催された。年数回開催しており、今回で24回目。ゲストとして、高校生による地域活動グループ「ミドリトリドリ」代表の木村康誠さん(高3)と同グループのメンバー2人、「川崎ワカモノ未来PROJECT」に参加した川口まゆかさん(大学1年)が参加した。
若きゲストたちとの対話を通じた交流を深めようとこの日、近隣地域などから約20人が来場。木村さんや川口さんはスクリーンを使い、自身の取り組む活動を紹介した。
高校生5人からなるミドリトリドリ。今年は、多くのインド人らが暮らす霧が丘で春の文化祭を開催し、国際交流活動を展開した。「人と関わり合いたいという気持ちが原動力」と語る木村さん。今後は「多文化共生や少子高齢化による担い手不足など、区内の課題解決に向けて取り組んでいきたい」とした。
まちづくりに興味を持ったきっかけについて「高校時代に、修学旅行で地方創成のプログラムに取り組んだこと」と語ったのは川口さん。地域課題を見付け、解決策を生み出すことにやり甲斐を感じたことで、まちづくりに興味を持ち「大学で専門的に学びたい」と思うようになったという。「地域活動は自分の好きな関わり方や、心地良い距離感で参加することが大切。つながりが増えれば毎日が楽しくなり、それが生き甲斐になるかも」と伝えた。
来場した女性は「地域の大人が、若者たちにすべき支援とは何かを考えたい」と話していた。
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