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緑区 社会

公開日:2025.07.31

自然を学ぶ面白さ感じて
新治町で昆虫観察会

  • 採集したチョウについて解説する梅田さん

  • 遊水地周辺で虫を捕った参加者

 緑区内の自然の豊かさを学び、地元への愛着を深めてもらおうと、緑区は7月23日、新治里山公園 にいはる里山交流センターで「トンボ先生と学ぼう!夏休みわくわく昆虫観察会」を開催した。

 地域の小学生とその保護者20人以上が参加。同公園内にあり、普段は入れない遊水地周辺にも特別に入れてもらい、虫取り網で次々と昆虫を捕まえて観察を楽しんだ。

 歩けば無数のバッタが跳ねる草地。気付けばナナフシが肩を登り、シオカラトンボが腕にとまる。講師を務めた(公財)横浜市緑の協会の梅田孝さん(トンボ先生)が「飛んでいるトンボを網で捕る時は、トンボのお尻の方から網を振ると良いよ」とコツを伝える場面もあった。

 晴天の下、梅田さんの解説でさまざまな生き物について学びを深めた参加者たち。小1の娘と来場した母親は「娘がこれをきっかけに虫に興味を持ってくれると良いな」と話していた。

 その後、子どもたちは捕まえた虫の絵をカラーペンなどでシールに描き、うちわの骨組みに貼ってオリジナルのうちわを手作り。採集した虫は全て自然に返した。

 「昆虫の生態や形態の面白さを知ってもらいたい」と梅田さん。「きょうの体験を通じて、自然を大切にする気持ちが育まれ、虫の生息環境の保全にもつながればうれしい」と語った。

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