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公開日:2025.08.14

”赤ひげ先生”に聞く歯科医療 130
甘い誘惑に負けずに歯を守る
十日市場・みどり歯科医院

  • 阿部院長(中央)を含む5人の歯科医師

 アットホームな雰囲気で、「地域のかかりつけ歯科医」として親しまれる『みどり歯科医院』。今回は、清涼飲料水の飲み過ぎによる身体の不調「ペットボトル症候群」と虫歯との関係について阿部院長に聞いた。

 暑い日々が続くとつい手が伸びる清涼飲料水。「甘い誘惑の裏には『ペットボトル症候群』という危険が潜んでいます」と阿部院長は話す。

 清涼飲料水には角砂糖10個分以上の糖分が含まれていることも珍しくない。そのため飲み過ぎると血糖値が急上昇して、だるさや吐き気などを引き起すことがある。

 さらには、糖分の過剰摂取は身体の不調だけでなく、虫歯の原因にもなる。「糖分は虫歯菌にとって最高の栄養源です」と阿部院長。糖分を摂ると虫歯菌が活発になり、口内で酸を作り出す。その結果、歯のエナメル質を溶かして、虫歯を進行させるという。

麦茶を飲んで

 水分補給なら、糖分を含まないミネラルウォーター、あるいは麦茶がおすすめ。「スポーツをしない人にスポーツドリンクは要りません。昔から飲まれている麦茶がやっぱりいいんです。ミネラルが豊富で熱中症対策にもなります」と阿部院長。清涼飲料水は依存性も高い。血糖値上昇と虫歯を防ぐためには、甘い誘惑に負けないことが大切。「飲みたいものを飲むのではなく、身体と歯の健康を守るために一度立ち止まって考えてみてください」と阿部院長は呼び掛けている。

 「最近、甘いものを飲み過ぎている」、「歯がしみるような気がする」。そんな不安を感じる人は、手遅れになる前に診察を受けてみては。「暑いので、マスク着用は任意でお越しください」

みどり歯科医院

緑区十日市場町844-2 ヴェルサイドB棟1F

TEL:045-988-0648

https://midoridc.net/

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