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緑区 教育

公開日:2025.09.11

星槎学園北斗校
親子で体験 科学の不思議
今年も「宇宙の学校」

  • 自作のやじろべえで重心について学ぶ児童

 星槎学園北斗校(十日市場町/矢吹勝彌校長)はJAXA宇宙教育センター、認定NPO法人子ども・宇宙・未来の会(KU―MA)との連携で、7月から9月に掛け、3回にわたり「宇宙の学校」を開催した。自然科学をテーマとした実験や工作などを通じて、家族の絆を深めるだけでなく、子どもの好奇心などを育むことを目指して実施している。

 地域の小学生とその保護者が対象。参加者は7月にロケットが飛ぶ原理、8月には植物が子孫を殖やす仕組みなどについて学んだ。

 最終日の9月6日、同校の教室には親子11組が集まった。この日は、重心を見付ける方法を学ぼうと、親子で協力しながら紙でやじろべえを製作した。講師を務めたKU―MAの稲葉茂副会長の指導で紙をL字型に切り出し、やじろべえを手作りした子どもたち。指や物差しに乗せるなどして、やじろべえの「腕」の長さによる揺れ方の違いなどを観察した。中には鉛筆の先端に器用に乗せて観察する子もいた。

 その後、糸とテープを使ってやじろべえを壁に吊るすなどして、重心の位置を探った。参加した江口太晴さん(小2)は「やじろべえの片方にクリップを付けると、そっち側に傾くことが分かって面白かった」と話していた。

 この日は閉校式も行われ、参加した児童に矢吹校長から修了証が授与された。

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