緑区 人物風土記
公開日:2025.10.09
緑消防署に勤務しながら、バドミントンの世界大会で活躍する
濱路 圭さん
緑区在勤 55歳
世界で戦い、地域に尽くす
○…緑消防署の救急隊長として地域の非常事態に一番に駆け付ける。バドミントンは世界大会に出場するほどの腕前で、9月にタイで開催された世界シニア選手権では男子ダブルス50歳以上の部でベスト8になった。小柄でバネのように跳ねる身体。瞬発力や元気は衰えを知らない。仕事もスポーツも「体力がある限り続けていきたい」。
○…世界大会に向けて24時間営業ジムに入会。仕事終わりに隠れて筋力アップを図った。過去の世界大会で「外国人とのパワーの違いを見せつけられた。筋力を上げないと」と最大限の準備をして臨んだ。「コンディションは良かった」。しかし準決勝で、あと1点のところで逆転負け。「最後の最後で勝てなくて悔しかった」
○…生まれも育ちも港北区。友人に誘われたのがきっかけで、日吉台中のバドミントン部に入部。「入ってみたらきつかった。でも上達するのが楽しかった」と言い、20歳で横浜市消防局に入局してからも実業団で競技を続けた。「好きな言葉は『継続は力なり』。続けていると、学生のときには敵わなかった全国大会でも通用するようになる」。いま世界大会では、元メダリストたちと同じ舞台で戦っている。
○…仕事は救急一筋。119番の通報があるとサイレンを鳴らし現場に向かう。時には気道確保や点滴など応急手当を施し、患者を病院に送り届ける。右肩上がりに増える救急件数。コロナ禍は現場が疲弊しているときもあったというが人一倍の体力と元気で乗りきった。「大変な仕事だけど頼りにされている」。いつでも駆け付けられるよう、メンタルと体調の管理を怠らない。「本当は身体を休ませないといけないのだけど」、休日は横浜DeNAベイスターズの応援に駆け付ける。
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