緑区 人物風土記
公開日:2025.10.23
イムス横浜国際看護専門学校の「すずらん祭」の実行委員長を務める
岡本 晃拓さん
都内在住 20歳
日々の経験、成長の糧に
○…学業や看護実習と両立させながら学園祭の成功に向けて準備をしてきた。今年のテーマは「和気愛々」。同学校の母体であるイムスグループの理念「愛し愛される」とも響き合うテーマにした。また「地域交流の場にもなるように」と、ステージイベントやバザー、手浴体験、ビンゴ大会など過去に比べても盛りだくさんの催しを企画した。「子どもから大人まで楽しめるイベントになれば」
○…都内から約1時間かけて長津田まで通う。「人のためになることが好き」と看護の道を志した。実習では感謝されることもあれば上手くいかないこともあり「精神的にくらっちゃうこともある」。その度に「友達や先生に助けてもらっている」。志を共にする仲間たちと支え合い、日々成長を実感している。
○…学園祭では自身も歌声を披露する。とにかく歌うことが好きで、週1回以上の頻度でカラオケに行く。「気持ち悪いくらい記録している」と、スマホには曲ごとに得点や歌いやすいキー、友人からのコメントなどを細かくメモしている。保育園児のときにピアノを習っていたが「下手すぎて代わりに歌を披露した」ことも。ピアノでの評価は伸び悩んだが「ジョイサウンドなら100点近い得点が出る」。本番への期待も膨らむ。
○…学園祭が終われば就活が始まる。希望の診療部門は救急外来。インターンをしたときに「カッコいいなと思った」。身体的、精神的に負担がかかる部門かもしれないが、緊急度の高い患者の命を救うことができるのは「『人を助けたい』という思いを一番実現できる」。これまでも荒波に揉まれながらできることを増やしてきた。これからも高い志を持ち果敢に飛び込んでいく。
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