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緑区 教育

公開日:2025.11.27

神奈川大附属中学6人
脱炭素学びにMM地区へ

  • 同社のプラントを見学する生徒たち

 神奈川大学附属中学校=台村町=2年生の生徒6人が11月11日、みなとみらい21(MM)地区にあるみなとみらい21熱供給(株)を訪れ、脱炭素について学んだ。MM地区は、環境省が推進する「脱炭素先行地域」に選定されている。

 同社は、MM地区に冷暖房や給湯に使う冷水や蒸気を製造し、供給する地域熱供給事業者。街全体の熱をまとめてつくり、様々な建物に一括して供給することで機器の稼働率を最適に保つことができ、CO2の排出を減らすなど低炭素化に貢献している。また、CO2排出量をゼロにした熱を利用する「環境価値付熱料金メニュー」を開発し導入している。

 脱炭素化に向け先行した取り組みを学ぶため、同中学校が、会社訪問を希望した。当日は、同社の社員がみなとみらい21地区の街づくりや同社の事業の概要、低炭素、脱炭素化の仕組みなどを説明した。その後、生徒一人ひとりがヘルメットを被り、同社の冷水や蒸気を製造するプラントへ。世界最大級のインバータターボ冷凍機など巨大な最新機器を見学した。

 参加した生徒の一人は「CO2を使わないで発電する仕組みに興味を持ち、同社を訪問したいと思った。貴重な機会だった」と感想を話した。

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