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公開日:2026.01.15
日本とブラジル
絵で伝え合う「私の幸せ」
上山小6年生が国際交流
横浜市立上山小学校とブラジルのアラカチ市立サン・マッセリーノ小中学校の子どもたち約150人が制作した絵画の作品展が1月22日(木)まで、中山地区センターで開催されている。会場には、日本ブラジル友好交流130周年だった昨年、両校の小学6年生たちが「私のしあわせ」をテーマに描いた作品が並んでいる。この取組には、創作活動を通じた国際交流や相互理解の促進などへの願いが込められている。
友情の架け橋を
「ブラジルの子どもとつながろう」と題して開催中の同作品展。国際交流を深めるだけでなく、他国の子どもの作品を鑑賞することで互いの感じ方の違いなどを学び、心の成長につなげることなども目指している。
日本人の子どもの作品の中には、サッカーやバスケットボールを楽しんでいる人、好きなゲーム機などを描いた絵のほか、日本とブラジルの国旗を描き、その中間に赤いハートマークと「Love」の文字をしたためた作品もある。ブラジルの児童が制作した絵の中には、富士山やさまざまな楽器のほか、日本の人気漫画のキャラクターを描いた力作もある。
会場にはオタヴィオ・エンヒッケ・ジアス・ガルシア・コルテス駐日ブラジル大使が同展に寄せたメッセージも表示。同大使は「地域において国際交流と相互理解の取組が行われることは、国家間の友好をさらに深める上で大変意義深い」と述べ「真の友情は、相手を尊重、理解することから始まります。子どもたちが自然体で、楽しみながら両国の間に友情の架け橋を築いていく姿ほど、心を励ますものはありません」とした。
支援求め 大使館訪問
日本とブラジルにとって、昨年は記念すべき年。外務省によると1895年11月5日、フランスのパリで「日伯修好通商航海条約」が調印され、両国の正式な国交が樹立された。互いの友好を一層深めようと昨年、130周年としてさまざまな文化交流イベントなどが開催されてきた。
絵画を通じた今回の交流事業は、こうした両国間の友好関係を背景に、上山小学校、みどり国際交流ラウンジ、NPO法人「光の子どもたちの会」の3者が共催している。「光の子どもたちの会」は日本での多文化共生活動や、ブラジルでの地域活動などに取り組むNPO法人。みどり国際交流ラウンジの担当者の呼び掛けで今回、3者の協力が実現した。3者は緑区役所の担当者と共に昨年9月、駐日ブラジル大使館を訪問し、同事業への支援を求めるなど、準備を進めてきた。
同ラウンジによると、上山小学校の児童たちは5年生だった昨年度、同ラウンジの協力で霧が丘にあるインド系インターナショナルスクールに訪問し、遊びを通じてインドの子どもたちとの交流を図った経験がある。
6年生となった今年度の交流相手は、ブラジルの小学生たち。6年生の人数が上山小学校の同学年とほぼ同じというサン・マッセリーノ小中学校との間で、互いの学校や児童の様子を捉えた動画を紹介したり、同じテーマで絵を描いたりして交流を深めてきた。
上山小学校の担当教諭は「他国の同世代の子どもの思いに触れる機会はなかなか無いので、視野を広げることにつながったと思う」と語った。
中山地区センターでの展示終了後、作品はみどりアートパークで1月23日(金)から25日(日)まで展示される。25日にはみどりアートパークで、上山小の児童による活動報告会も予定されている。
さらに今年夏には、絵画作品がブラジルに届けられ、サン・マッセリーノ小中学校の子どもたちも鑑賞できるようになる予定という。
みどり国際交流ラウンジの担当者は「言葉も文化も違うけれど、お互いに同じ人間同士なんだと感じ取ってほしい。それが国際理解を深めることにつながる」と話した。
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