待機児童の現状は 港北区は91人に
横浜市の保育所待機児童数は2012年10月1日時点で302人。前年比で1161人減少した(約79%減)。港北区は市内で一番多い91人だが、前年比で118人減少しており、林市長が掲げる「待機児童ゼロ」を目指した様々な対策が功を奏したといえる。
施設開園が続々
市は、2013年4月に向けた今年度の取組みとして「保育所の新設などによる定員増」、「既存保育資源の有効活用」、一時預かりの拡充による「多様な働き方への対応」を挙げる。
そのうち、「保育所の新設」では、4月1日に市内67カ所で施設開園を予定している。港北区では、おおくらやまえきまえのぞみ保育園(大倉山3の288)大倉山元気の泉保育園(樽町1の14の20)、グローバルキッズ綱島園(綱島東4の11の38)、グローバルキッズ下田町園(下田町3の16の25)、小学館アカデミーつなしま保育園(樽町2の13の27)、マイ・ハート綱島東保育園(綱島東3の4の32)、まめど・くれっしゅ保育園(大豆戸町40の3)の7園が開園する見込みだ(名称は仮称)。
定員割れ等課題も
このように施設が次々に開所され、定員増が図られることにより、保育士の確保が課題となっているほか、定員割れをする園が114園、814人に上っている(12年10月1日)。内訳は、732人が2歳から5歳の幼児。待機児童は0歳から2歳の低年齢児で全体の約84%を占めることから、低年齢児への対策が必要となりそうだ。
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